看護師が知るべき履歴書の書き方|各項目のポイントや作成時の注意点を解説

看護師として転職を考えているけれど、「履歴書が上手く書けない」と悩む人は多いです。履歴書の書き方には、基本と上手に書くポイント・注意点があり、それぞれを事前に把握するのがおすすめです。
本記事では、看護師が履歴書を書く際のポイントや注意点について解説します。
目次
1.看護師の転職における履歴書の重要性
2.履歴書を書く際の基本
3.履歴書の項目ごとの書き方
4.看護師の転職を成功させる履歴書のポイント
5.看護師の転職を目指して履歴書を書く際の注意点
6.看護師の履歴書作成に困ったときは「ナースネクストキャリア」のキャリアアドバイザーにぜひご相談を!
まとめ
看護師の転職における履歴書の重要性
看護師の転職活動において、履歴書の内容は重要なものになります。以下では、履歴書がどれだけ重要なものであるのかを解説します。
履歴書を理由に看護師の採用を見送られることはある
履歴書の書き方や内容が間違っていると、書類選考で落とされる可能性が高まります。どれだけ看護師としての能力や実績があっても、履歴書次第で採用が見送られてしまうケースが懸念されるでしょう。
そのため看護師として転職を目指す際には、履歴書の書き方を調べて正しい方法を熟知する必要があります。
履歴書は採用担当者に転職の熱意を伝える重要なツール
転職において履歴書とは、ただ自己紹介をするものではなく、自分の熱意を伝えるツールになります。履歴書の書き方がルールに則っていて、かつ自分の言葉で書けていれば、転職したいという気持ちを面接前から伝えられます。
履歴書で採用担当者に良い印象を与えられれば、その後の面接が有利になる可能性もあるでしょう。
履歴書を書く際の基本
履歴書の作成時には、まず書き方の基本を把握する必要があります。以下では、看護師が知っておきたい履歴書の基本的な書き方を解説します。
履歴書の書き間違いは修正で対応しない
履歴書の作成時にミスがあった場合、修正液や二重線で消すのではなく、新たに書き直すのが基本です。ミスの跡が残っている履歴書は、見た目から第一印象が悪くなる恐れがあります。
また、別の企業に送付した履歴書を使い回すのもNGです。PCで作成すると修正がかんたんに行えるため、複数の企業に応募する際には別々に履歴書を用意しましょう。また、履歴書に記載する志望動機は、志望する就職先に合わせて内容を変更します。
記載する言葉を見直す
普段から文章を書く習慣がないと、履歴書に記載する言葉が不適切なものになる可能性があります。例えば「です・ます」で文末は統一する、病院・クリニックに対しては企業に使用する「貴社」ではなく「貴院」を用いるなどが挙げられます。
1つ1つの言葉をチェックし、使い方が間違っていないかの確認する必要があります。
履歴書内に空白を作らないように工夫する
履歴書を作成する際には、なるべく空白を作らない意識が必要です。空白が多い履歴書は、それだけで「アピールポイントがない」「真剣に書いていない」と判断されるリスクがあります。
可能な限り文章を捻出し、情報量の多い履歴書を作成しましょう。
履歴書の項目ごとの書き方
看護師の履歴書を作成する際には、項目ごとの書き方を知っておくのがコツです。項目によって書き方や注意点が異なるため、それぞれの詳細を確認すると良いでしょう。
以下では、履歴書の項目ごとの書き方について解説します。
履歴書の項目1.記載する日付
履歴書に記載する日付は、提出方法によって書く内容が異なります。メールに添付する場合は提出した日、直接持ち込む場合は持ち込みの当日、郵送の場合は投函した日を書きます。
提出方法次第で記載する日付が変わることは、事前に把握しておきましょう。
履歴書の項目2.氏名・生年月日
氏名と生年月日は何度も書いた経験があるため、特別な間違いを起こす心配は少ないです。しかし、油断して文字が汚くなると、印象が悪くなる可能性があるため丁寧に書くことを意識しましょう。
また、履歴書によって「ふりがな」と「フリガナ」の違いがあるため、記載時には注意が必要です。
履歴書の項目3.住所・電話番号
履歴書に書く住所は基本的に都道府県から記載し、内容を省略しません。マンションやアパート名、部屋番号もきちんと記載します。
電話番号は普段から利用しているものを記載し、すぐに連絡が取れるようにします。
履歴書の項目4.写真
履歴書に貼る写真は、一般的に提出日から3か月以内に撮影したものを使用します。写真のサイズは40mm×30mmが基本です。
なるべく写真館のプロに依頼し、綺麗な写真を用意するようにしましょう。
履歴書の項目5.学歴
これまでの学歴は、正確かつ丁寧に記載します。学校名だけでなく、学部や学科も正式名称で書くのが基本です。
中学卒業から記載し始め、最終学歴まで順にまとめます。
履歴書の項目6.職歴
職歴も勤務していた病院名や施設名を省略せずに書き、部署名なども記載します。雇用形態も「正社員」や「非常勤」など、分かりやすく書くと良いでしょう。
現在も在職中の場合には「現在に至る」、退職済みの場合には「一身上の都合により退職」と記載して締めます。
履歴書の項目7.免許・資格
履歴書の作成時点で取得している免許・資格を、すべて書き出します。転職先に関係するかどうかは気にせず、取得しているものは基本的にすべて記載しましょう。
現在勉強中、取得予定の資格がある場合には、免許・資格の項目に記載してアピールが可能です。
履歴書の項目8.志望動機
志望動機では、その職場を志望する動機・理由を簡潔に記載します。空欄が出ないように、文章量を調節して書くのがコツです。
志望動機は転職の合否を決めるきっかけにもなり得るため、複数のパターンを考案して転職先に最適なものを選ぶのがおすすめです。
履歴書の項目9.自己PR
転職先でどのような活躍ができるのか、自分を採用するメリットなどを明確に記載します。これまでの看護師経験で評価されたことを具体的に記載すると、自分の魅力を伝えやすくなります。
自己PRも履歴書で重要視されやすい項目になるため、記載内容には工夫を凝らしましょう。
看護師の転職を成功させる履歴書のポイント
看護師の転職を成功させるには、履歴書の作成に力を入れるのがポイントです。以下では、転職を成功させる履歴書のポイントや作成方法について解説します。
まずは履歴書の下書きを作成する
いきなり本番に臨むのではなく、まずは履歴書の下書きを作成することから始めてみましょう。下書きを作ることで、「より〇〇をPRすることを意識する」「この部分は省略して文章を分かりやすくする」などの対策が考えられます。
誤字脱字のチェックや、手書きで文章を書く練習になる点もメリットです。
自己PRと志望動機は複数パターンを考案する
履歴書において、自己PRと志望動機は特に重要な項目です。1回目で書いたものをそく採用せず、複数案を考えて転職先に最もマッチしたものを選択すると良いでしょう。
自己PRと志望動機を繰り返し記載していると、自分の長所の把握や分かりやすい志望動機の書き方を学ぶことができます。
看護師の転職を目指して履歴書を書く際の注意点
看護師が転職を目指して履歴書を作成する際には、いくつか注意点があります。以下では、履歴書の作成時に注意すべきポイントを解説します。
履歴書の郵送方法に注意する
履歴書を郵送する際には、「期限厳守」「A4サイズが入る封筒の用意」「履歴書が汚れないようにクリアファイルに入れる」などの注意点のチェックが必要です。
封筒の宛名も丁寧さを意識して記載し、「履歴書在中」と明記するのを忘れないように注意します。
履歴書に記載した自己PRや志望動機は暗記しておく
書類選考を通過して面接に進む場合、記載した自己PRや志望動機について尋ねられる可能性が高いです。その際に何を書いたか忘れていたり、記載内容とは異なる回答をしたりすると、マイナスの印象を与えてしまう可能性があります。
提出する履歴書はコピーを残し、面接前に内容を確認できるように備えましょう。
看護師の履歴書作成に困ったときは「ナースネクストキャリア」のキャリアアドバイザーにぜひご相談を!
看護師の履歴書作成が上手くいかない場合には、プロのアドバイザーに書き方を相談してみましょう。ナースネクストキャリアなら転職のプロから支援を受けられるため、看護師になるための最適な履歴書作成が進められます。
履歴書作成以外にも、転職に関する悩みや不安を相談できるため、精神的な負担を軽減可能です。スムーズな転職活動を実現するためにも、ナースネクストキャリアの魅力をチェックしてみてください。
まとめ
看護師が転職する際には、履歴書の作成が欠かせません。正確な書き方と注意点を把握した上で記載することが、書類選考の通過につながります。まずは履歴書の基本的な書き方を確認し、面接に進むための準備をしましょう。
履歴書の書き方に迷うときには、ナースネクストキャリアのサポートを活用してみてください。看護師転職の専門家による指導・アドバイスが受けられるため、書類選考を通過できる良質な履歴書の作成が可能です。面接の設定や条件交渉なども任せられるため、転職活動に集中できるのもメリットです。
この機会にナースネクストキャリアに登録し、転職活動を有利に進めてみてはいかがでしょうか。
あなたの転職を親身になってサポートいたします。