看護師の検定・資格一覧|25種類のおすすめを紹介

看護師の仕事に役立つ検定・資格は多数あり、取得することで多くのメリットを得られます。まずは看護師に関係する検定・資格を一覧で確認し、自分の将来に役立つものを選別すると良いでしょう。本記事では、看護師の仕事に役立つ検定・資格を一覧で紹介します。気になる検定・資格を確認し、取得に向けたスケジュールを立ててみてはいかがでしょうか。

 


目次

 

1. 看護師のスキルアップに役立つ検定・資格一覧

 

2. 医療や救急の分野で働く看護師に役立つ検定・資格一覧

 

3. 福祉や介護分野で働く看護師に役立つ検定・資格一覧

 

4. カウンセリング分野で働く看護師に役立つ検定・資格一覧

 

5. 看護師が検定・資格を取得するメリットとは?

 

6. 看護師の転職には「ナースキャリアネクスト」がおすすめ

 

7. まとめ

 


 

 

看護師のスキルアップに役立つ検定・資格一覧

看護師のスキルアップに役立つ検定・資格には、多数の種類があります。以下では、看護師のスキルアップにつながる可能性のある検定・資格一覧を紹介します。

 

看護師のスキルアップに役立つ検定・資格1.認定看護師

「認定看護師」とは、特定の看護分野において、熟練した技術を持つ人材として認定されるための検定・資格です。より高度な知識・技術を用いて患者さんのケアをしたり、ほかの看護師のサポートをしたりといった形で活躍できます。

 

認定看護師

 

看護師のスキルアップに役立つ検定・資格2. 専門看護師

「専門看護師」とは、複雑な看護問題を抱えている患者さんやその家族・集団に対して、高水準の看護を実践できる人材として認定される検定・資格です。具体的には実践・相談・調整・倫理調整・教育・研究の分野で、特別な役割を担います。

 

専門看護師

 

看護師のスキルアップに役立つ検定・資格3.助産師

「助産師」は、出産の介助や産後のサポート、育児に関するアドバイスなどを行えるスキルを持つと、証明できる検定・資格です。看護師として働きつつ、出産に関する業務を担当したい場合には、取得が検討されます。

 

助産師

 

看護師のスキルアップに役立つ検定・資格4.保健師

「保健師」とは、地域住民に対して健康管理や保健指導などを行う職業です。保健師として働く際には、国家資格が必要になるため、事前に受験対策を進めておく必要があります。保健師の資格取得は就職だけでなく、看護師の仕事に活かせるシーンも多いです。

 

保健師

 

看護師のスキルアップに役立つ検定・資格5.ケアマネジャー

「ケアマネジャー」は、正式には「介護支援専門員」と呼びます。介護プランの作成やマネジメントを行う専門職であり、検定・資格を取得することで就職が可能です。在宅医療の分野で活用できるため、これから訪問看護師として働く場合には、取得に大きなメリットがあります。

 

ケアマネジャー

 

医療や救急の分野で働く看護師に役立つ検定・資格一覧

医療や救急の分野で働く看護師にも、多くの役立つ検定・資格があります。以下を参考に、医療や救急の分野で活かせる検定・資格を確認してみましょう。

 

医療や救急で役立つ検定・資格1.学会合同呼吸療法認定士

「学会合同呼吸療法認定士」とは、呼吸療法に関する知識・技術を持つ人材を認定する検定・資格です。重症患者さんを支援するうえで、重要なスキルが身につくため、看護師として働ける領域が広がります。

 

学会合同呼吸療法認定士

 

医療や救急で役立つ検定・資格2.BLSヘルスケアプロバイダー

「BLSヘルスケアプロバイダー」とは、心肺停止時における初期対応の方法を身につけられる検定・資格です。AEDを使った心肺蘇生法や、窒息時の対処法を学ぶことが可能です。

 

BLSヘルスケアプロバイダー

 

医療や救急で役立つ検定・資格3.ACLSプロバイダー

「ACLSプロバイダー」は、心肺停止における二次救命処置の方法を身につけるための検定・資格です。2日間の講習を受けたうえで、試験に合格することで取得できます。新人の看護師でも取得を目指せるため、早くから現場で活用できます。

 

ACLSプロバイダー


 

医療や救急で役立つ検定・資格4.PALSプロバイダー

「PALSプロバイダー」とは、小児患者の血管における緊急事態、および心停止の処置を担当できるスキルを学べる検定・資格です。こちらも2日間の講習と試験だけで取得できるため、スキルアップのきっかけとして目標になり得ます。

 

PALSプロバイダー

 

医療や救急で役立つ検定・資格5.医療環境管理士

※詳細を確認したところ、2023年には廃止となっていましたので、見出しの削除をお願いいたします。

 

医療や救急で役立つ検定・資格5.消化器内視鏡技師

「消化器内視鏡技師」とは、内視鏡の前処置・洗浄・消毒・検査・治療の介助のほか、機器管理などの専門業務を担当できるようになる検定・資格です。内視鏡の挿入と操作以外の作業が可能となるため、取得後には専門家としての活躍が見込めます。

 

消化器内視鏡技師

 

医療や救急で役立つ検定・資格6.終末期ケア専門士

「終末期ケア専門士」は、臨床ケアにおけるプロとして活躍するための、知識と技術を身につける検定・資格です。科学的根拠に基づいた支援を実施し、看護および介護を実践します。

 

終末期ケア専門士

 

福祉や介護分野で働く看護師に役立つ検定・資格一覧

福祉や介護分野での活躍を目指す際には、以下で紹介する検定・資格の取得がおすすめです。まずはそれぞれの検定・資格の特徴を、ぜひチェックしてみてください。

 

福祉や介護分野で役立つ検定・資格1.社会福祉士

「社会福祉士」とは、福祉における課題を抱える人の相談に応じ、適切なサービスを利用できるように支援する職業です。資格を取得することで、看護師でも退院後に必要な環境整備や、利用できるサービスに関するアドバイスが可能となります。

 

社会福祉士

 

福祉や介護分野で役立つ検定・資格2.精神保健福祉士

「精神保健福祉士」は、精神面での障害を抱える人を支援する職業です。資格を取得することで、看護師として仕事をしつつ、精神障害を持つ人の効率的なサポートが行えます。

 

精神保健福祉士

 

福祉や介護分野で役立つ検定・資格3.介護福祉士

「介護福祉士」とは、介護を必要とする人やその家族などへのサポートを実施する職業です。資格の取得は看護師にとってもメリットがあり、介護に関する専門知識を活用したアドバイスや、訪問看護師として働く際の業務効率化などにつなげられます。

 

介護福祉士

 

福祉や介護分野で役立つ検定・資格4.福祉住環境コーディネーター

「福祉住環境コーディネーター」とは、高齢者や障害のある人でも生活者すい住環境を考案・提案する仕事です。資格取得によって看護師は、患者さんやその家族からの住居に関する相談を受けられるようになります。

 

福祉住環境コーディネーター

 

福祉や介護分野で役立つ検定・資格5.認知症ケア専門士

「認知症ケア専門士」とは、認知症に悩む人をケアするための専門スキルを備えた人が得られる資格です。認知症患者さんを対象に看護・介護が必要な現場では、資格を持っている看護師が優遇される可能性が高いです。

 

認知症ケア専門士

 

福祉や介護分野で役立つ検定・資格6.認知症介助士

「認知症介助士」とは、認知症の患者さんが社会参加できるように、サポートする職業および検定・資格です。認知症への理解を深めつつ、コミュニケーションの方法を学べる点がメリットです。

 

認知症介助士

 

福祉や介護分野で役立つ検定・資格7.シニアピアカウンセラー

「シニアピアカウンセラー」とは、高齢者に向けた傾聴スキルを育み、適切なコミュニケーションを実施できる能力を得られる検定・資格です。適切なあいづちや質問の方法などを確認できるため、高齢の患者さんともスムーズな会話を実現できます。

 

シニアピアカウンセラー

 

カウンセリング分野で働く看護師に役立つ検定・資格一覧

看護師として働く際には、カウンセリング分野で役立つ検定・資格を取得することも検討されます。以下では、カウンセリング分野に分類される検定・資格の一覧を紹介します。

 

カウンセリング分野で役立つ検定・資格1.臨床心理士

「臨床心理士」は、心理学関係の資格のなかで最も認知度・取得難易度が高い民間資格です。臨床心理学の基礎を学び、心理的な問題の解決を目指します。看護師の仕事においても、臨床心理学を活かして患者さんのケアを行うことが考えられます。

 

臨床心理士

 

カウンセリング分野で役立つ検定・資格2.チャイルドカウンセラー

「チャイルドカウンセラー」は、子どもに対するメンタルケアを担当できる資格です。看護師の場合には子どもの患者さんに対して、適切な接し方を実施し、精神的な負担を取り除くなどの形で役立ちます。

 

チャイルドカウンセラー

 

カウンセリング分野で役立つ検定・資格3.産業カウンセラー

「産業カウンセラー」とは、仕事に悩む人のケアや支援を担当する能力を得られる検定・資格です。社内のストレスチェックや相談受付などを担当しますが、看護師が取得することで、患者さんの根本的な悩みの原因を探り出し、解決に導くアドバイスができる可能性があります。

 

産業カウンセラー

 

カウンセリング分野で役立つ検定・資格4.体外受精コーディネーター

「体外受精コーディネーター」とは、不妊に悩んでいる人に向けた具体的なアドバイスができる検定・資格です。体外受精に関する情報提供やカウンセリングを実施し、悩みや不安の解消を目指せます。

 

体外受精コーディネーター

 

カウンセリング分野で役立つ検定・資格5.不妊カウンセラー

「不妊カウンセラー」も、不妊に悩む人にさまざまな支援を行える検定・資格です。看護師が取得することで、ケガや病気などのケアとあわせて、不妊に関する相談を受ける機会をつくれます。

 

不妊カウンセラー

 

カウンセリング分野で役立つ検定・資格6.マタニティビクス認定インストラクター

「マタニティビクス認定インストラクター」とは、体を動かすことで出産に備える方法を伝授できるようになる検定・資格です。看護師が取得すれば、妊婦に対して運動のアドバイスをするなどの支援が可能となります。

 

マタニティビクス認定インストラクター

 

カウンセリング分野で役立つ検定・資格7.マタニティヨガ認定インストラクター

「マタニティヨガ認定インストラクター」とは、出産に向けてヨガを中心とした運動方法を伝えられる検定・資格です。ヨガに興味のある人は多いため、専門知識を持つことで看護師の仕事中にも役立つ可能性があります。

 

マタニティヨガ認定インストラクター

 

看護師が検定・資格を取得するメリットとは?

看護師が検定・資格を取得することには、多くのメリットがあります。具体的なメリットを把握しておくことで、資格の勉強に必要なモチベーションを高められるでしょう。以下では、看護師が検定・資格を取得する主なメリットを紹介します。

 

看護師としてのスキルアップ・キャリアアップにつながる

検定や資格の取得は、看護師のスキルアップ・キャリアアップにつながるメリットがあります。検定・資格の取得をきっかけに役職についたり、職場を管理する立場で働けたりと、より多くの業務を担当できる可能性が高まります。いまの働き方や仕事内容に満足していないのなら、検定・資格取得で現状を変えるのもおすすめです。

 

転職時のアピールポイントになる

検定や資格の取得は、転職時のアピールポイントになります。「検定や資格を積極的に取得している=学習に高い意欲がある」と、外部に証明できます。看護師は働きながら学ぶ機会も多いため、学習意欲の高い人材は重宝されます。複数の検定・資格を取得して、やる気をアピールするのも転職時には有効な方法です。

 

転職時には検定・資格を取得したうえで「転職支援サービス」を活用する

検定や資格を取得しただけでは、転職をスムーズに進めることは難しいです。そこで「転職支援サービス」を活用し、プロのサポートを受けながら転職活動を進める方法がおすすめです。特に看護師に特化した「転職支援サービス」を使うことには、多くのメリットがあります。看護師に関する求人だけをチェックできるため、時間短縮につながります。

 

看護師の職業事情に詳しいプロのアドバイザーがついているため、安心して転職の支援を任せられるでしょう。

 

看護師の転職には「ナースキャリアネクスト」がおすすめ

看護師として転職を検討する際には、「ナースキャリアネクスト」の活用がおすすめです。「ナースキャリアネクスト」では転職のプロである看護師専門のアドバイザーが、入職までの期間を徹底してサポートします。転職における悩みだけでなく、看護師としての今後のキャリアプランまで相談できるため、強い味方となってくれます。

 

「ナースキャリアネクスト」の登録および利用は無料なため、ぜひこの機会に看護師専門の転職サービスを活用してみてください。

 

まとめ

看護師として働く際には、さまざまな検定・資格の取得が考えられます。いずれの検定・資格も、取得時に得られる知識・技術を現場で活かせれば、看護師としての評価を高めるきっかけになり得ます。まずは看護師の仕事に役立つ検定・資格の一覧をチェックし、興味のあるものをピックアップしてみてください。

 

看護師としてキャリアアップを目指すのなら、検定・資格の取得だけでなく転職も考えられます。「ナースキャリアネクスト」は看護師の専門転職サービスとして、有益な情報や支援を多数実施しています。高給与・好条件の求人の紹介はもちろん、面接設定や条件交渉などの作業も担当できるため、転職活動にかける時間を削減可能です。

 

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