病棟における看護業務全般
【病棟】
457床（一般病床：375床　回復期病棟：52床　ICU：14床　HCU：16床）

【詳細】
＜総合診療科　（COVID-19対応病棟）＞
内科系入院患者の多くを総合診療科で担当し病棟専門医を中心としたチーム医療を行っています。幅広い内科疾患患者への看護を行うとともに、COVID-19感染患者さんの入院・治療をサポートする役割を担っています。患者さんに寄り添い、一日でも早く元の生活に戻れるよう医療スタッフが協働し支援していきます。
内科看護全般の知識と技術を磨きながら、医療チームメンバーと協力し患者さんにとってより良い看護を提供していきます。中堅看護師が多く活気のある職場です。

＜血液内科・総合診療科・口腔外科病棟＞
混合病棟です。チームワークを大切にした看護実践を提供しています。病棟内にクリーンルームがあり、化学療法を数多く行っています。血液内科は、新しい治療（自家移植など）も次々に始まっています。専門性が高められるよう知識・スキルの向上を目指しています。元気のある職員が多く、雰囲気の良い病棟です。医師とのコミュニケーションも取りやすい環境です。

＜消化器内科・呼吸器内科・糖尿病内科・腎臓内科病棟＞
消化器内科、呼吸器内科を中心に急性期・慢性期・終末期の患者様が入院されています。内視鏡検査や治療、化学療法、ターミナルケア、患者様や家族の方々の希望に沿う退院調整など多岐にわたります。

＜脳神経外科・眼科病棟＞
脳神経外科、眼科、耳鼻科の周手術期の看護を行っています。脳神経疾患を持つ患者さんは麻痺のある方が多いためリハビリのスタッフと協力し退院後の生活を 見据えた看護、リハビリに励んでいます。意識障害や構音障害があり自分で思いを伝えられない患者さんも多いため、「自分の立場で考えたどう思うか」という視点を大切に定期的なカンファレンスを通じて段階に応じた看護を行っています。また、当病棟はいろんな年齢層のスタッフがいるため、互いに刺激を受けています

＜消化器外科・呼吸器外科・乳腺外科病棟＞
主に食道・胃・肝胆膵・大腸・肺・乳腺疾患の手術療法、化学療法を受けられる患者さんが入院される病棟です。周手術期から慢性期・終末期と様々な患者ニーズに合わせて多職種と連携しながら看護を行っています。手術に伴う不安や、手術前後の全身管理、術後の痛みが緩和できるようにケアを行なうとともに、早期離床を積極的に行い、早期回復を目指します。さらに穏やかに過ごしていただける看護を心がけています。急性期から終末期看護までの幅広い知識と技術を修得することができ、やりがいを感じられる部署です。
若いスタッフが多いため病棟は明るく、和気あいあいとした雰囲気で医師との連携もよく楽しい職場です。

＜整形外科・泌尿器科・脊椎外科病棟＞
混合病棟です。整形外科、泌尿器科のほとんどの症例が手術で、周手術期看護が主です。在宅復帰に向けた退院や転院を多職種チームで介入し、患者・家族に寄り添い、少しでも穏やかに生活の場に戻れるように支援しています。元気なスタッフが多いです。プリセプターを中心に新人指導を行っていますが「みんなで育てよう」を目標に、個々の進行状況や月ごとの目標を話し合っています。

＜小児科病棟＞
新生児から15歳未満対象の（一般床20床、NICU3床）23床の病棟です。小児科全般、時には整形外科、外科、脳神経外科の15歳未満の診療科を受け入れています。完全予約にてレスパイト入院の受け入れも行っています。療養環境では、病棟保育士が配置され、子どもたちの入院ストレス緩和や処置・検査の不安軽減に努め、ご家族に対しお子様の入院に対する不安に寄り添う対応を心掛けています。季節行事は医師、看護師、薬剤師、リハビリ、栄養士と多職種が参加し、保育士とともに子どもたちの笑顔を目標に取り組んでいます。

＜産婦人科病棟＞
病床数は30床で、産婦人科外来と病棟を一元化しています。妊娠初期から出産後まで助産師が寄り添い、産婦人科医や小児科医と協働しながら、自然な出産と母乳育児、子育てサポートに力を入れています。産後ケアも積極的に受け入れ、コロナ禍でも母児に寄り添える環境を提供しています。母性看護から新生児看護、周術期看護など幅広い知識や技術を学ぶことができるのが産婦人科です。

＜循環器内科・心臓血管外科病棟＞
虚血性心疾患、心不全、弁膜症、不整脈、大動脈瘤などの患者さんが、療養生活を送られている病棟です。循環器疾患は、急性発症することが多く、生命の危機的状況にさらされることがしばしばあります。ICU・HCUでの治療を経て、病棟に来られる患者さんの呼吸・循環管理を行なうとともに、退院後、その人らしく日常生活を送ることが出来るよう、自己管理に向けた支援も必要となります。また、高齢の患者さんが多く、せん妄予防、安全な療養生活の確保も重要な看護となっています。
カテーテル検査・治療、心臓手術前後の看護など、循環器疾患について、内科も外科も学ぶことができます。

＜オペ室＞
新病院では８室のオペルームがあり、ハイブリット手術室や手術支援ロボット【ダヴィンチ】を導入し充実した設備になりました。医師たちも協力的で看護師の教育に力を貸してくれています。手術室ラダーを導入している他、すべての手術の対応が出来るように経験術式や件数を把握しながら教育を行っていますので、幅広い術式を経験したい人にはよいと思います。

＜内視鏡室＞
消化管（食道・胃・十二指腸・小腸・大腸）、胆管、膵管、気管支などに対し、内視鏡を用いた診断、治療を行っています。
内視鏡室では、医師、看護師がチームとなり、安全な医療、患者様に寄り添う看護が提供できるよう心がけています。

＜外来＞
1日の外来患者数は約700～800人です。患者様の安心・安全・安楽な医療を提供できるよう医師・多職種と連携を取り、患者様に寄り添う看護を行っています。認定看護師が中心となって対応する看護専門外来（ストーマ外来など）があります。

＜外来化学療法室＞
外来化学療法室はベッドとリクライニングシートの22床で稼働しており、毎月230～250件のがん薬物療法と生物学的製剤の投与を行っています。化学療法室専任の看護師とがん化学療法看護認定看護師、医師、薬剤師が連携することで、治療内容の監査等を行い、安全に治療が提供できる体制を整えています。繰り返し行うがん治療と生活の両立が図れるよう患者様の副作用や心配事に対応し、安全で快適な治療環境を提供できるような看護を行っています。

＜透析室＞
慢性期の透析治療だけではなく、急性腎不全や難病の急性期治療にも透析を行っており、治療中は患者様の変化に注意し対応しています。また、生活習慣を改善しQOLの向上を目標に心がけています。スタッフはお互いに、困った事や患者指導・教育で行き詰った時など、全員で考え助け合っています。一生続く治療ですので患者様は辛い時もあると思いますが、スタッフが明るく接することで、少しでも楽しく治療ができる雰囲気作りをしています。

＜ICU＞
ICUは集中治療が必要な患者が入室する緊急度の高い病棟です。14床のベッドの周りは、生命維持装置など医療機器を配置してもゆとりがある広さです。生命監視装置はカルテと連動しているため使いやすいです。
ICUは重症患者を多く看るため緊張した雰囲気があるというイメージがありますが、ICUのスタッフは緊張感を持ちながらもコミュニケーションが取れて協力し合える職場です。

＜救急外来＞
24時間、365日、救急外来に来られる患者さんを受け入れています。患者さんの症状は、内科系から外科系まで様々です。2次救急病院としての役割があり、東京都CCUネットワーク・急性大動脈スーパーネットワークにより、緊急カテーテル治療や外科的手術を要する循環器疾患患者の受け入れも多く行っています。また。2022年からは急性発症の脳卒中患者の受け入れも開始し、日々学びを深めながら看護に取り組んでいます。患者の訴える症状や状況から、重症度や優先順位を考え、迅速かつ臨機応変に対応することが求められます。

【看護部長の言葉】
私たちは、患者さんやご家族に寄り添い、心のあたたかい看護を提供しています。
当院ではラダー制度を取り入れた能力開発プログラム及び看護職員一人ひとりの継続学習や様々な分野でのキャリアアップが図れる支援体制を整えています。
患者さんやご家族に満足していただける看護を提供するために高い倫理観、専門職としての確かな知識・技術、思いやりの心を持った看護職員の育成を目指しています。

正看護師（経験5年目）
【月給】332,100円（夜勤4回/月想定）
【内訳】
基本給　233,100円
地域人材手当：39,000円
夜間看護等手当：15,000円/回

【その他】
扶養手当　該当する扶養家族がいる場合、規程に定める額を支給　
例）配偶者、子1人扶養の場合　月額19,500円
超過勤務手当
救急呼出等待機手当